新婚夫婦に急須をプレゼントします――。宮崎県日向市の日本茶販売店「谷岩茶舗」が「愛妻の日」の31日、夫婦円満を願って「新婚さん、いらっ茶い!」と銘打った企画を始める。結婚1年未満のカップルが来店したら急須1個を贈り、おいしいお茶の淹(い)れ方を伝授するという。
谷岩茶舗は創業47年。県産の茶葉を独自にブレンドし、釜炒(い)り茶や煎茶、深蒸し茶などを販売。2015年以降、「日本茶AWARD」(日本茶インストラクター協会など主催)で毎年入賞している。
今回の企画は、店の2代目で製造部長の谷岩孝彦さん(41)が考案した。「毎日、急須でお茶を淹れれば、夫婦円満になります」。谷岩さんによると、本来、急須でお茶を淹れる行為には、相手の好みや体調に合わせて茶葉を選んだり、気候に応じて温度を調節したりと、もてなす相手への配慮が伴うという。
「急須は、お茶で夫婦のコミュニケーションを深めるためのツール。ペットボトルじゃダメなんです」
谷岩さんは昨年末、東京・新宿…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル